本日、Sumi Studio を公開します。AI 映像制作は、いくつものツールのあいだでファイルを運び回す作業ではなく、映画を撮るように進められるべきだ。その考えが、いま動くスタジオになりました。脚本、絵コンテ、ショット、編集が同じ面に並び、その場で生成まで進められる無限キャンバスです。
この記事のヘッダー映像も、サイト上のほかのショーケースと同じく、最初から最後まで Sumi Studio の中で生成しています。初日からの基準です。お見せするものは、キャンバスが作ったものに限ります。
なぜ無限キャンバスなのか
監督に映画の組み立てを聞くと、「壁」の話が出ます。カード、プリント、矢印、貼り替えた結末。創作は空間的です。ものを並べて考える。ところが多くの AI ツールは、作業をチャットやキューに押し込めます。プロンプトを入れてクリップが出て、前後の文脈は消えます。
Sumi Studio では、プロジェクトは歩き回れる空間です。脚本は絵コンテの隣、絵コンテは生成したショットの隣。履歴タブに沈みません。シーンがうまくいかないときも、理由をその場で見られることが多いです。作品全体の流れが、目の前に広がっているからです。
プロジェクトは、フォームではなく、歩き回れる空間です。
ノードは生きています。プロンプトを変えて再実行し、分岐し、次の工程へ渡せます。ボードそのものが制作の流れです。
一枚の面で、脚本から画面へ
ログラインを書けば、Agent が脚本を起草します。ワンクリックで絵コンテに分け、有力な動画モデルで動きにします。カット、超解像、書き出しまで、始めた面を離れずに進められます。各段階の出力は次のノードになり、確認も上書きも作り直しもできます。途中を隠すツールでは、本当の意味で演出できません。
「演出する」ことが核心です。生成モデルは強いですが、制御のない力はきれいな事故を生むだけです。Sumi Studio は、二度目のテイクのためにできています。うまくいったものは残し、うまくいかないものは変え、その履歴をボードに残します。
ひとつのモデル層、すべてのモデル
どのモデルも、すべてのショットで勝つわけではありません。Seedance はネイティブ 4K の映画的なリアリズム、HappyHorse は身体の動き、GPT Image と Gemini はデザインとスタイル。Sumi Studio はひとつのエンジンに賭けず、統一したモデル層を用意します。ショットごとにレンズを選ぶように使え、素材、クレジット、版の履歴はひとところに残ります。
これは便利さだけではありません。モデルは毎月進化します。単一のエンジンに縛られたスタジオは、その天井も引き継ぎます。新しいモデルが来ても、いまの絵コンテはそのまま使えます。
Launch Season Creator Awards
公開を記念して、Alibaba Cloud 協賛の Launch Season Creator Awards を開催します。開始から 30 日間、キャンバスで作りコミュニティに公開した作品が対象です。クレジットの賞と、ホームページへの掲載があります。詳細はコンテストのページをご覧ください。このブログからもたどれます。
公開のご案内
初日は正直にお伝えします。粗いところもあります。約束できるのは方向性です。ひとつの面、制作の全段階、公開・応募・編集できる実際の出力です。キャンバスを開き、温めてきたアイデアを置いてみてください。